姫路市提案型協働事業
2009年、わたしたちは、はじめて自分達で作品を作りました。それまでは、全国から応募のあった作品を上映するなど、映画祭を運営すること自体で、手いっぱいでした。しかし、地元が開催する映画祭としてのアイデンティティーや意義をもとめ、地元姫路をテーマにして「まちに気づく」「ひとをつなぐ」作品づくりをはじめました。今年、2010年は、2本の短編ドキュメンタリー映画を制作しました。
1本は、「町屋」がテーマです。
姫路には、姫路城の他、城下町の歴史を感じさせる町屋があり、保存に苦労しながらも町屋に住み続け、まちを支えているひとびとがいます。町屋の内部の様子や、町屋で行なわれるまちづくりイベントの風景を交えて、その魅力を伝えたいと思います。もう1本は、「ひと」がテーマです。
姫路城周辺には、歴史のロマンあふれる、面白い活動をしている人がいます。それも、殿様、忍者、甲冑隊、足軽門番など、たくさんいらっしゃいます。観光客、特に海外からのお客様には、すごく喜ばれています。このように、見た目はホントに楽しい人たちですが、実は、いろんな立場で、いろんな思いで、活動を続けています。外国人から見た視点も交えながら、その魅力を伝えたいと思います。みなさんの助けを借りながら、今年もたくさんの感謝の気持ちを込めて完成させました。映画祭の大きなスクリーンで、ぜひ観てください。
ひめじ国際短編映画祭事務局 Ecrans de Harima(エクラン・ドゥ・ハリマ)
制作:Ecrans de Harima
制作:Ecrans de Harima
映画『忍者と侍と殿様のまち 姫路』の撮影風景を展示中。「入場無料・協賛」のページをご覧ください。
◎メディア掲載ニュース—短編ドキュメンタリー映画、産経新聞で紹介(7/20付け)
◎メディア掲載ニュース—短編ドキュメンタリー映画の取材風景、神戸新聞にて紹介(6/30付け)
◎映画祭ニュース—短編ドキュメンタリーの制作と上映、姫路市提案型協働事業(平成22年度)に選定(5/29付け)