【グランプリ】

シェルター 倉田愛実監督／13分30秒／2007年

石油や食料を運ぶ長いパイプの上にあるシェルターの中で生活している人間たち。地上の工場では植物や動物たちが加工されている。人間とそれ以外の生物が切り離された、超近代化、機械化社会だが、ある日、生物たちが反乱をおこし、人間社会を襲ったら…？

※今年度グランプリ受賞の倉田愛実監督には、株式会社オーエスより30万円相当のスクリーンとプロジェクタが進呈されました。

倉田監督のウェブサイトはこちら　http://www.geocities.jp/k203e014_kurata/

【審査員特別賞】

bridge　山田園子監督／4分16秒／2007年

ネコは向こう側へ行きたくて橋を作った。ただひたすら渡れると信じて。叶わなかったいくつもの想いを抱えてそれでも僕らは橋を作り続ける。

※今年度審査員特別賞の山田園子監督には、姫路特産品セットが進呈されました。

山田監督のウェブサイトはこちら　http://homepage3.nifty.com/pudding-cocco/

【観客賞】

ワンナイテッド・シネマ 　HAMU監督 ／26分15秒／2008年

野球好きの友人二人が、練習を終えていつものように酒を飲む。翌朝目覚めたその部屋から片方の男は消えていた。残されていたのは真っ赤に染まった携帯電話とテレビの上のビデオカメラ。ビデオが明かす真実は…

※今年度観客賞のHAMU監督には、姫路特産品セットが進呈されました。

HAMU監督のウェブサイトはこちら　http://www.h5.dion.ne.jp/~kingdom1/

公募ノミネート作品に投票くださったお客様、またすべてのご来場者の皆様へ

このたびはひめじ国際短編映画祭にご来場いただき、また公募作品投票にご協力いただき、ありがとうございました。15のノミネート作品を2日・3日の2回上映、皆様の投票結果を集計させていただいた結果、上記の作品が観客賞となりました。皆様ひとりひとりの感性の集積で選ばれる観客賞は制作者にとって、とても貴重な賞だといえるでしょう。皆様に短編映画という新しい楽しみを、来年もお届けできるよう企画運営をしてまいります。来年また映画祭のポスターやフライヤーが街に現れましたら、ぜひまたご来場くださいますよう心よりお待ちしております。

ご応募くださった監督の皆様へ

このたびはひめじ国際短編映画祭にご応募いただき、ありがとうございました。 80本を越える素晴らしい作品に出会えたこと、スタッフ一同大変嬉しく思っています。 改めて御礼申し上げます。
今回のトークショーで筧昌也監督が言われていたように「好きなことをやり続ける」ということはとても大切なことだと思います。わかっていてもなかなか実現するのは難しいことですが、ひめじ国際短編映画祭も来年、再来年と継続できるように頑張っていきたいと考えております。
来年、皆様の新作に出会えることを楽しみにしています。

2008年8月
Ecrans de Harima事務局一同