※1月31日で作品応募受付を終了し、現在、慎重に審査をさせて頂いております。
おかげさまで今回の応募作品は、過去最多の計256作品にも上りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

ひめじ国際短編映画祭2012 作品募集

開催日時:2012年5月25日(金)〜27日(日) 開催場所: あいめっせホール(イーグレひめじ内)他
姫路城周辺

■応募資格
・国内外の個人またはグループ。
・国籍不問。
・30分以内(エンドクレジット等を含む総尺)のオリジナル映像作品。
・2009年1月1日以降に完成した作品
・ジャンル不問
★農村が舞台又は農家の人々の暮らしにスポットをあてた映像作品もあわせて大募集!★
優れた作品があれば「食」にまつわる特集上映内で上映させていただきます。
こちらは制作年度不問、60分以内。

■応募方法

応募用紙に必要事項を記入の上、作品の一部をキャプチャした静止画データ(BMP/JPEG/PICT/TIFF形式)とともに下記の送付先まで発送してください。
■応募期間
2011年11月1日(火)〜2012年1月31日(火)必着
■選考方法
当運営事務局及び関係者からなる審査委員会によりコンペティション入選作品を決定。
入選作品の中からグランプリ・準グランプリ(審査員特別賞)・観客賞等の各賞を選出し映画祭当日表彰します。審査員、各賞、賞金、賞品等詳細は後日HP上にて発表予定。又、コンペティション以外のプログラムに選出させて頂く場合もあります。
■選考結果
選考結果は全応募者に4月頃にメール(不可の場合のみ他の手段による)にて通知します。
※詳細は順次、公式サイト・ブログで発表します。
公式サイト  http://harima-film.com
公式ブログ http://ecransdeharima.tenkomori.tv/
■作品送付およびお問合せ先
Ecrans de Harima事務局
公募コンペ受付係
〒670-0901姫路市西二階町37-2F
電話&FAX:079-281-0876
メール:ecrans.de.harima@gmail.com
■注意事項

応募に関しては以下の注意事項をよくお読みください。
・応募の際のメディアはDVD(DVD-VideoフォーマットNTSC方式、ワイド画面(16:9)の場合はレターボックス)に限ります。
・出品料は無料、1監督につき3作品まで応募できます。
・2009年1月以降に完成された作品に限ります。又以前の当映画祭に出品された作品は応募できません。
・1作品につき1メディアに収録し、1作品ごとに応募用紙を添付して下さい。
・応募作品メディアは返却いたしません(コピーにて応募してください)。
・上映素材はDVD又はminiDV、デジタルファイルになります。
・作品応募は、作品権利者または権利者から委託を受けた者のみ可能です。
・作品は応募者本人に著作権が帰属していることが原則です。使用されている音楽や映像の著作権や肖像権など、制作者以外に権利があるものは必ず事前に許可を得てから応募してください。
・応募作品の権利は制作者にあります。ただし全ての応募作品は本映画祭の審査のための上映および一般上映を無償で行います。また、映画祭に付随する告知・イベント等に使用させていただく場合があります。(その場合はご連絡いたします)
・映画祭、もしくは審査、映画祭に付随するイベントでの使用目的でのみ作品のコピー、データ化を行う場合があります(DVDのコピーガードは解除した状態にしておいて下さい)。
・日本語以外の言語による作品は、日本語字幕もしくは日本語吹き替えを作品自体につけて下さい。
・作品の内容が以下に該当すると主催者が判断した場合、審査の対象外となります。
1.公序良俗に反する内容が含まれる作品
2.第三者の著作権、肖像権その他の権利を侵害する内容が含まれる作品
3.第三者を誹謗中傷、または不利益を与える内容が含まれる作品
・不測の事故による損傷・紛失については主催者は一切責任を負いません。また、第三者からの権利侵害・損害賠償がなされた時においても主催者は一切の責任を負いません。応募者本人の責任と負担で対処してください。
・応募にあたり提供いただいた個人情報は、応募作品の問い合わせ、選考結果通知、映画祭や関連イベントの案内送付に利用し、それ以外の目的に無断で使用することはありません。
・選考過程・選考基準については一切お答えできません。


公募コンペ募集案内(PDF)

公募コンペ応募用紙(PDF)

 

「ミニシアターのない地方都市でも良質の映像作品を上映したい」、「監督と観客が気軽に交流できる場所を作って、制作者、鑑賞者ともに刺激を得られるような映画祭にしたい」、そんな思いで2007年度より開催してきた、ひめじ国際短編映画祭も、おかげさまで、次回で第5回目を迎えることとなりました。
初年度は空席が目立った会場ですが、年を重ねるごとに観客数も増え、何より嬉しいのはメインプログラムとしている公募コンペティション目当てに足を運ぶ観客が増え、人気プログラムとなったことです!
「よおわからんと、ふらっと入ったけど、いい作品見せてもろたわ〜ありがとう」という感想を残されて帰られる方。
「毎年どんな作品に出会えるか楽しみにしてしてるのよ。私のお気に入りはこの人!」と楽しそうに語られる方。
(丸二日、朝から晩まで楽しんでいただけたよう)惜しくも賞を逃した監督さんが、「隣のおじさんに僕はキミの作品が一番好きやでと言われてめちゃ嬉しかった」と報告してくださったこともありました。
観客にとっては、これからの才能を発掘するという「宝探し」が楽しい公募コンペティション。
もちろん、出品してくださる監督の皆様には、「ひめじでの入選を機に羽ばたいてほしい」という思いで行っております。近年、数多くの短編映画祭が日本各地で開催されていますが、ひめじ国際短編映画祭はどういう位置づけなんだろう?何を目指しているのだろう?
賞金や、スカラシップ制度で、制作支援を行う映画祭もありますが、ひめじはどんな形で監督さんたちを応援できるんだろう?と5年目にして自問しておりましたが、その答えを最近とある監督さんとの出会いで見つけました。「観客の皆さんには、もっと宝探しをしてほしいですよね」。
映画監督の卵たちが才能を競う短編映画祭では、○○監督の作品を観に行くというのではなく、プログラムのテーマや制作国に興味があったり、コンペだから…ということで好奇心に任せて、すごい作品に出会えるかもしれないことを期待しつつ、鑑賞しに行きます。
一本も気にいった作品がなかった…という「はずれ」も稀ではありますが、もちろんあります。ですが、すごい作品に出会った時はまさしく「お宝みつけた!」と言う感じで、大感動。映画の国フランスで、そんな「宝探し」にはまってしまって、短編映画の仕事に携わり、2007年度から地元姫路でも映画祭を始めました。映画祭は「宝探し」の場。そして、観客あってこその映画だと思います。
「ひめじのいいところは一般客が多いところ」という嬉しいお言葉を映画祭に多数参加されている監督さんからいただいたことがあります。ひめじ国際短編映画祭は、コアな映画ファンだけでなく、普通の映画ファンの方にも気軽に楽しんでいただき、「宝探し」を楽しめる好奇心旺盛な映画ファンを増やせるような映画祭を目指しています。多彩なプログラムとイベントで窓口を広くし、出来るだけ多くの方に映画祭に足を運んでいただく。そして、入選監督が多数来場される公募コンペティションで、一般観客の皆さんに「宝探し」を提案し、監督自らの言葉で作品の魅力を伝える。「自分の目で判断できる」映画ファンを増やすことが、制作機会、上映機会を探している若き制作者の活動の場を広げることになるのではないかと思っております。
そして、制作者の思いとパワーが詰まった「映画の力」で観客の皆さん、姫路のまち、そして、日本を元気にしていきたいと思っています。皆様の思いが詰まった「お宝」を是非ともご応募ください!
姫路には魅力的なロケスポットも沢山ありますので、制作支援をしながら姫路発信の映画を撮っていただきたい…という野望ももちろんありますが、それはまた次のステップ。
まずは、素晴らしい作品とともに姫路に足を運んでいただければ幸いです。

ひめじ国際短編映画祭
Ecrans de Harima 代表 尾上浩子
(フランス・パリ在住)